21.食欲を抑えると他の欲もなくなること
減量を始めた頃は、いろんな食べたいものが浮かんだり、夜寝付けなかったりということがありますが、数ヶ月減量していくとそういったこともなくなります。
食べたときと食べないときを、理性的に比較して食べない判断をすることもありますが、減量を続けていくと食べなくても平気、という状態になってきます。
これは、体脂肪が減ることでレプチンというホルモン分泌が少なくなることがひとつです。
そしてもうひとつ体感することは、食欲を抑えていると、欲望を促す機能自体が低下している感覚があります。
食欲をコントロールするのは脳の視床下部だそうですが、食欲を抑えて続けると他の欲も抑えられる感覚があります。
睡眠欲や性欲も弱くなった感じがしますし、困ることはビジネスの分野です。
食欲を抑えてからは、野心や向上心の欲求や、支配や権力の欲求も低下している気がします。
減量はやりやすいですが、人としてはあまり良くないことです。
中には事業の代表を務めて、コンテストに出場している方もいるようですが、そういう方は本当に尊敬します。
よく食べることは人生には重要です。