ボディメイクを本気でやってわかった30のこと

トレーナー歴10年の筆者が、メンズフィジーク出場を目指して分かったことを記していきます。

〜エピローグ〜10年間を振り返って

2016年8月1日からはじめたコンテストに向けた挑戦は、昨日の出場により、無事に達成です。

 

出場したコンテストは、群馬オープンメンズフィジーク、結果は4位入賞でした。

 

同日に全国大会と関東大会が開催されていたので、この結果が凄いかどうかは皆さんの判断にお任せします。

 

メンズフィジークは6位以上を入賞とするので、4位入賞という結果にはまあまあ満足していますし、これまでの過程に悔いはありません。

 

 

これまでを振り返れば、

10年前にはじめたフィットネスクラブでのアルバイトが私のトレーナー人生のスタートでした。

 

私はワウディーというフィットネスクラブで働きはじめ、そこでトレーナーとしてトレーニングを実践する大切さを教えていただきました。

 

 

そこには偉大な方がたくさんいて、日本のトップトレーナーとして活躍している桂良太郎さんや、今回のオールジャパンメンズフィジークで優勝された湯浅幸大さん、BBJにて2年連続日本大会に出場する枦山猛さんなど、今のフィットネス業界の最前線をいく皆さんが働いていました。

 

当時は、あまりにも圧倒的な差に、いつの日かあのような体になれたらいいな!くらいに考えておりました。

 

 

それから社会人になり、今のメガロスというスポーツクラブに入社、そこでトレーナー・インストラクターとしての基本動作はもちろん社会人としてのスキルを学びました。

 

忙しい日々も続き、まともにトレーニングもできず、トレーニングをするときはインストラクターとしてのフォーム練習が中心で、体づくりのトレーニングではありませんでした。

 

心の中では、かっこいい体への憧れはあったものの、社会人として働いているからにはトレーニングばかりしていのではなく、まずはトレーナーのチーフになることを目標に知識や社会人としてのスキルを身につけてきました。

 

運良くチーフに昇格ができ、振り返ると9年目。10年間でやり残したことはこれしかないというタイミングでコンテスト出場を目指しました。

 

それからの1年間はここで綴ってきたとおりです。

 

 

10年が経ちこれで一区切りがついたように思います。もちろんトレーナーを辞めるわけではないですが、次のステージに向かってまた努力したいと思います。

 

これにてこのブログはおしまいです。

1ヶ月間購読してくださった皆さまありがとうございました。

 

 

30.1年間やり続けると自信がつくということ

いよいよ大会当日です。

 

あとは舞台に上がるのみとなり、

1年間の挑戦が終ろうとしていています。

 

結果はどうなるか分かりませんが、始めた当初の目標は

『JBBFのコンテストに出場する』

というものだったので、ひとまず目標達成できそうです。

 

しかし、ここまで来たからには結果を残したい!

自分の身の丈に合った大会を選んだつもりなので、入賞目指して頑張ります。

次回出ることがあれば、関東大会や全国大会といった大会に出てみたいです。

 

 

1年間やり続けて、体をある程度変えることができて、語れることが増えました。

ボディメイクについて自信がつきました。

 

きっと何事も1年間やり続ければ、語れるようになり、自信がつくようになるのだと思います。

 

 

 

私は、トレーナーを仕事にしています。

なので、私自身の体で、ボディメイクを実践したいと思っていました。

 

実践なくんば、証明されず

証明なくんば、信頼されず

信頼なくんば、尊敬されず

 

尊敬はされなくてもいいものですが、信頼はされたいです。

 

試合、結果を残してきます。

29.仲間の存在はとても大きいこと

1年間トレーニングを続けてきましたが、たくさんの方に協力して頂き、ここまで来れました。

 

コンテストに出場するために休暇をもらえる職場環境があり、

コンテスト出場経験のある先輩方から様々なアドバイスを頂き、

同じように出場を目指す仲間と励まし合ったり、

応援してくださるジムの会員さんがいたはら、

出場先でライバルとなり、鼓舞してくれる選手がいたり、

その他、水抜きをしてくれるエステティシャンや、ポージング指導をする有名選手がいたり、

さらには食事を合わせてくれたり、準備をしてくれたり、励ましてくれる家族かいたり…

 

数え切れない方の支えがあって今があることに気付きます。

 

何かに挑戦するときや、成し遂げるときは、やはりまわりのサポートがあってこそ、

その環境に、感謝です。

 

28.トレーニングはやる前にするべきことを決めること

トレーニングを続けていると、忙しい日もあるし、気分が乗らない日もあります。

 

しかし目指すものがある場合は、その日の気分で行うのではなく、やる前にするべきことを明確にしておくことがお勧めです。

 

種目・負荷・回数・セット数・セット法・インターバルなど予め決めておきます。

 

気分でトレーニングするのではなく、やるべきことをやりきる。

 

毎日の積み重ねしか体を変えることはできません。

積み重ねのが大変な日ももちろんありますが、それがまわりと差がつく瞬間です。

27.コンテスト前はまわりに迷惑をかけてはいけないこと

コンテストを目指していると、極端な食事管理が必要です。

 

ローカーボダイエットをやる場合は、ケトーシスに入るまでは頭がボーッとするし、

コンテスト1週間前のカーボディプリートも同じです。

 

増量がうまくいかないときは、無理して摂取をすることで胃腸を壊して体調を崩すことがあります。

 

大切なことは、コンテスト前にまわりに迷惑をかけないことだと思います。

 

コンテストに出ることが仕事ではないですし、自分で選んで出場しているはずです。

フィットネスや、ボディメイクが多くの人に理解してもらう為にも、まわりに迷惑をかけないこと。

 

しっかりとやるべきことはやって、その上でトレーニングを積み重ねて出場することに意義があると思います。

26.大会前1週間は人によって過ごし方が違うこと

コンテスト1週間前は、一般的にはカーボを調整して、仕上げに入ります。

 

多くのコンテストが日曜日に開催なので、例を挙げると、

 

月、火、水…カーボディプリート

木、金、土…カーボローディング

土曜昼から…塩抜き&水抜き

 

このように過ごします。

 

カーボディプリートは、体からカーボ(=炭水化物)をなくします。

食事は、CPF比=0:4:6を目指します。

トレーニングは、筋肉中のグリコーゲンを枯渇させるのが目的なので、高回数の全身トレーニングにします。

 

カーボローディングは、枯渇したところに一気にカーボを投入し、筋肉を膨らまします。

体重×10gの炭水化物を摂取します。

はじめは、カーボドリンクからはじめて、徐々にGI値が高いものから低いものにします。

トレーニングは行わずに、筋肉にグリコーゲンを蓄えます。

 

コンテストで舞台に上がる24時間前から水抜き塩抜きを行います。

水や塩分が含まれているものをできるだけ控えて、代わりにお風呂やサウナに入って水を抜いたり、カリウムが多く含まれているものを食べて塩分を排出します。

 

 

以上が大会1週間前の過ごし方です。

 

私もやってみましたが、まずまず変わる感じはします。

 

しかし、人によっては、やらない選手もいます。

ボディビルでやらない人は聞いたことありませんが、メンズフィジークやBBJではやらずに出場している人もときどき聞きます。

 

基本はやった方がいいと思いますが、その為には1週間前にはある程度絞り切れていることが必要です。

 

またローディングは3日ではなく、2日だけという人もいます。

 

 

基本や王道は、もちろんありますが、それが必ずしも自分のベストとは限りません。

複数の情報を元に、自分に合うやり方を見つけることが大切です。

25.タンニングマシンはワットが強ければいいというわけではないこと

コンテストを目指すとなると、体を焼くことは必須です。

 

都内だと裸で公園などに寝ているわけにはいかないので、タンニングに行きますが、なかなかお金がかかります。

 

きっとエステや脱毛などと同じなのかもしれませんが、1回ではもちろん焼けないですので、 

行きつけの日焼けサロンを見つけたら、プリペイドカードを購入して、繰り返し焼きます。

 

 

タンニングマシンにはワット数があるのですが、ワット数が高いものだと20000ワットあるものもありますが、

実際は、8000〜12000ワット数で40分以上入ったときが1番変化を感じました。

 

もちろんいきなり長時間入るのはNGですから、少しずつ時間を伸ばしていきます。

 

入るときは、ジェルなどは塗らずに入り、終わったあとにシャワーを浴びたら、ボディクリームを塗ります。

個人的にはジョンソンボディケアのクリームが良かったです。

 

 そして可能であれば、タンニングマシンと日光浴を合わせた方がよく焼けます。

 

ただ、タンニングも日光もどちらもシミやシワのリスクはありますので、将来はどうなっているか分からないです。