ボディメイクを本気でやってわかった30のこと

トレーナー歴10年の筆者が、メンズフィジーク出場を目指して分かったことを記していきます。

26.大会前1週間は人によって過ごし方が違うこと

コンテスト1週間前は、一般的にはカーボを調整して、仕上げに入ります。

 

多くのコンテストが日曜日に開催なので、例を挙げると、

 

月、火、水…カーボディプリート

木、金、土…カーボローディング

土曜昼から…塩抜き&水抜き

 

このように過ごします。

 

カーボディプリートは、体からカーボ(=炭水化物)をなくします。

食事は、CPF比=0:4:6を目指します。

トレーニングは、筋肉中のグリコーゲンを枯渇させるのが目的なので、高回数の全身トレーニングにします。

 

カーボローディングは、枯渇したところに一気にカーボを投入し、筋肉を膨らまします。

体重×10gの炭水化物を摂取します。

はじめは、カーボドリンクからはじめて、徐々にGI値が高いものから低いものにします。

トレーニングは行わずに、筋肉にグリコーゲンを蓄えます。

 

コンテストで舞台に上がる24時間前から水抜き塩抜きを行います。

水や塩分が含まれているものをできるだけ控えて、代わりにお風呂やサウナに入って水を抜いたり、カリウムが多く含まれているものを食べて塩分を排出します。

 

 

以上が大会1週間前の過ごし方です。

 

私もやってみましたが、まずまず変わる感じはします。

 

しかし、人によっては、やらない選手もいます。

ボディビルでやらない人は聞いたことありませんが、メンズフィジークやBBJではやらずに出場している人もときどき聞きます。

 

基本はやった方がいいと思いますが、その為には1週間前にはある程度絞り切れていることが必要です。

 

またローディングは3日ではなく、2日だけという人もいます。

 

 

基本や王道は、もちろんありますが、それが必ずしも自分のベストとは限りません。

複数の情報を元に、自分に合うやり方を見つけることが大切です。