ボディメイクを本気でやってわかった30のこと

トレーナー歴10年の筆者が、メンズフィジーク出場を目指して分かったことを記していきます。

24.上には上がいるということ

体が変わってくると、なんだか自分に自信が付いてきたり、重いウエイトを持つようになるといい気分になったりします。

通っているジムの中や、今この時間にジムエリアにいる中だと1番いい体をしているなぁーなんて思うことがあるかもしれません。

 

しかし、謙虚さを忘れてはいけません。

 

舞台に上がれば、上には上がいます。

自分よりも大きな筋肉をしていたり、自分よりもたくさんのウエイトを扱ってトレーニングしている人はたくさんいます。

 

そして、さらに言うと、

回りと比べてはいけないと思います。

 

もちろん、コンテストに出場するからには、回りと比べて1番いい体を決める試合をするわけですが、それだけがコンテストの素晴らしさではないです。

 

やって良かったと思うことがたくさんあります。

なので、まずは回りと比べるのではなく、過去の自分と比べる。

 

先週の自分よりも少しでも理想の体に近づけていく、そういった自分との向き合う時間を作るのがトレーニングの良いところです。

23.全力でやらないと悔いが残るということ

私は7月30日のコンテストを目指してトレーニングをしていますが、せっかくなら他の団体のコンテストにも参加してみようと思い、出場してきました。

 

結果は、予選落ちでした。

あとから審査結果を見ると、あと1票入っていれば決勝進出で、とても悔しい思いをしました。

 

ここで分かったことは、全力でやらないと悔いが残るということ。

ここ最近は、以前の自分と比べると、体が変わった気がしていて気が緩んでいました。

自分の体に満足してしまっていました。

しかし、コンテストに出場してまわりの方と比べたときにはもちろん満足のいく体ではありませんでした。

 

直前にこういった経験ができて、ラッキーでした。

残り1週間、やるべきことをやり切ります。

22.体は食べたもので動くということ

減量期のチートデイや、コンテスト後に気が済むまで食事をすると、体は食べたもので動いていることに気が付きます。

 

これは、食事制限をしているときに限らず増量期や普通の食事をしているときも同じです。

 

なので、変なものは食べない。

そいゆうものは、うまくエネルギーに変換できないので、うまく動いてくれません。

 

もったいないからと言って、胃袋をダストボックスがわりにしてはいけないと思います。

 

 

また、体は食べたもので動いているので、

増量期と減量期を分けた方が、カラダづくりという面では必要です。

 

食事制限をしているときは、トレーニングの質は落ちてしまいます。

 

気合いをいれてトレーニングをしようとしても、体は正直です。

 

しっかり食べて、トレーニングすることで、筋肉は増えますし、

摂取カロリーやCPF比を考慮して食事を摂り、トレーニングをすることで、脂肪を減らすことができます。

 

トレーニングを見直すことよりも、食事を見直す方が、カラダづくりの近道です。

21.食欲を抑えると他の欲もなくなること

減量を始めた頃は、いろんな食べたいものが浮かんだり、夜寝付けなかったりということがありますが、数ヶ月減量していくとそういったこともなくなります。

 

食べたときと食べないときを、理性的に比較して食べない判断をすることもありますが、減量を続けていくと食べなくても平気、という状態になってきます。

 

これは、体脂肪が減ることでレプチンというホルモン分泌が少なくなることがひとつです。

 

そしてもうひとつ体感することは、食欲を抑えていると、欲望を促す機能自体が低下している感覚があります。

 

食欲をコントロールするのは脳の視床下部だそうですが、食欲を抑えて続けると他の欲も抑えられる感覚があります。

 

睡眠欲や性欲も弱くなった感じがしますし、困ることはビジネスの分野です。

 

食欲を抑えてからは、野心や向上心の欲求や、支配や権力の欲求も低下している気がします。

 

減量はやりやすいですが、人としてはあまり良くないことです。

 

中には事業の代表を務めて、コンテストに出場している方もいるようですが、そういう方は本当に尊敬します。

 

よく食べることは人生には重要です。

20.新しいことを始めると新しい人と出会えること

本格的にボディメイクを始めてからは、関わる仲間が変わりました。

 

(コンテストを目指すレベルの)減量や増量は、食べるべきものが決まっているので、トレーニングをしていない人たちと会う機会が減ってしまいます。

減量期は飲み会に行ったり、糖質と脂質が一緒のもの食べたりすることができなくなるので、普通の食事は出来なくなります。

 

ただ、その代わりに新しく出会えた仲間もたくさんいます。トレーニングを本気でやる方々は、本当にいい方ばかりです。

 

何かを始めると、関わる人に変化が出て、寂しく感じることもありますが、新しく出会える人がいることも分かりました。

 

人との出会いが生活を豊かにします。

今の居場所にこだわらずに、やると決めたことはとことんやると新しい世界に行くことができます。

 

19.チートデイはいつでもやっていいわけではないこと

減量を続けていると、チートデイという言葉を知り、週1回好き放題食べている方がいるようですが、本当のチートデイは、食べたい時に食べるのではないです。

 

チートデイをやるときというのは、体脂肪の減量が止まったとき、そして基礎体温が下がったときにやるものです。

 

代謝が下がっているときは、体温が下がっているときなので、そういったときに、炭水化物を多量に摂取してDITを活発に働かせることが、チートデイの目的です。

脂質が多いものを食べていては、ただ単に太ってしまいます。

 

チートデイには、ストレスを解消するという意味合いもありますが、本当のチートデイは上記のようにやります。

 

 それなりにやると体はそれなりの体になりますし、本気でやると、体はその本気に応えてくれます。

すべては行動したことがそのまま体に表れます。

18.味覚を整えれば減量は簡単なこと

減量時にオススメなことは、味が濃いものを食べ過ぎないことです。

 

味が濃い食事を続けていると、味覚が鈍感になり、薄味の食事では満足できなくなります。

 

そうすると、調味料をたくさん使用した食事が基本となってエネルギー過多になったり、お菓子や甘いものを我慢することになりストレスがたまります。

 

コンテストに向けて努力するのであれば一過性なのでありですが、ずっと体型をスリムに保ちたい場合は、味覚を整えることがストレスなく食事管理を続けるコツてす。

 

味覚を整えるには、食事はなるべく素材そのものの味で楽しみます。

 

ステーキなどの肉料理は、塩コショウ程度の味付けですし、

お刺身はなるべく醤油を控えてわさびで食べます。

サラダはドレッシングを少なめにして、せめて浸るほどかけないようにし、

コーヒーはブラックで飲むようにします。

 

 

甘いものを食べたい時は、和菓子やハーゲンダッツのような少し高めのアイスクリームにします。

 

0カロリーのデザートは、その食べものにカロリーはありませんが、人工甘味料の甘さに慣れてしまうと、他の食事で薄味が食べられなくなるので控えます。

 

慣れていない方ははじめは大変ですが、薄味に慣れてくると味覚が整い、一気に減量が楽になります。